個人ブログの魅力は、個人の体験を主観で書いていいこと。
書くほうにしたら楽じゃないか。
しかし読むほうにとっても、個人の体験が特に役に立つ。
たとえばある水族館に初めて行く人がどんなところかネットで検索する。
するとだいたい水族館の紹介やPR記事ばかり上位に上がってくる。
もちろんそれも基本情報として役に立つのだけど、本当に知りたいのは実際行った人がどう感じたか。
駐車場が遠かったとか、土日はすごく混んでたとか、あの魚がよかったとか、かわいいお土産が売っていたとか。
そういう情報のほうが役に立つ。
ならば朝早く行ったほうがいいなとか、歩きやすい靴で行こうとかして、そのブログの人の体験を生かして初めてなのにもっとスムーズに過ごせる。
あるサービスを使ってみた、というのも読むほうからしたら有難い。
よかったでも悪かったでも、個人の体験はいい情報になる。
公式HPなどサービスの提供者からの情報は、出してもいいことしか書かれていない。
一方、実際使ってみた人がブログで感想を書いているのを読めば、よいところ、微妙なところの両方が把握できて判断の助けになる。
または体がおかしいけれど、病院に行っても原因がわからない時。
ネットで検索して、まさしく同じ症状の人のブログから病名が分かってピンポイントで病院に検査に行けることもある。
病院といってもいろんな科があるから、見当違いな科に行くと病気が見過ごされる危険性がある。
そんな時、他の人のブログからここの科に行けばいいんだ〜と発見することがある。
自分のブログを読んでみて、自分の体験と感想が少なくて反省することがある。
公式HPに書いているような情報ばっかりになってしまう時があるのだ。
体験した人じゃないと分からないことをたくさん書くように努めている。