ワンストップ特例制度での申請は意外と面倒
ふるさと納税のワンストップ特例制度での申請って、一見簡単そうで意外と面倒ですね。
寄付先の自治体が最大の5箇所だった場合、5箇所に書類を返送しなければいけません。
私は、書類を貯めておいて年末にまとめて返送しています。
5箇所への書類の1枚1枚に、ハンコを押して必要事項を記入します。
そして、身分証明書のコピーを5枚用意してそれぞれに添付しないといけません。
この作業をしながら、これじゃ確定申告したほうが楽なのではないかと毎年思います。
確定申告はオンラインのフォームに入力して印刷して郵送なので、1箇所への送付で済むためです。
証明書を確定申告時に添付して、金額を入力する必要はありますが。
さらに、5通全部準備してポストに投函しようとして気づきました。
各自治体から送られてきた5枚の返送用封筒は、今までたまたまか全部「料金後納」だったので切手が不要でした。
しかし、今年は5つ中の2つが自分で切手を貼るタイプです。
危なかったです。危うく気づかずに出すところでした。
メールで済むご時世に手紙は滅多に出さないので、切手なんて家にありません。
まず、「今は封書はいくらなんだっけ?」と料金を調べるところから始めます。
82円でした。
コンビニで買って貼って、改めて出しました。
2箇所に出したので164円です。
これなら料金的にも、確定申告で1通で送ったほうが安いです。
ふるさと納税はお得なのでそのぐらいいいですけど、この面倒さはまだなんとかできそうですよね。
ワンストップ申請のメリット
料金的にも手間的にも謎なワンストップ申請ですが、1つだけメリットがあります。
それは返送すれば完了なので、以降税金のことは気にしないでよいこと。(会社員などの年末調整がある人は)
早めにスッキリして安心するというメリットはありますね。
一方、確定申告の場合は翌年の2月まで覚えておいて提出しないといけません。
確定申告を忘れてしまったら、ふるさと納税にならないので大打撃だからです。
早めに完了して忘れられるというのは、意外と大きいメリットです。
そのため、来年以降もどっちにするか悩むことでしょう。
1箇所に全額を突っ込んでワンストップ申請するのも手ですね。
返送が1箇所で済むためです。
いずれにせよ、ワンストップ申請か確定申告で申請するのををお忘れなく!