飛行機欠航
先日、里帰りして東京に戻る時のこと。
地方空港から羽田行きの9時半のJALを予約していた。
地方空港が濃霧のため、欠航の可能性があると朝HPに出ていた。
「何!?明日から仕事なのに困る!」
と思いつつ、ひとまず空港へ。
乗る気満々で売店でお土産も買って、搭乗手続きを済ませた。
混み合った登場ゲートで待っているとアナウンスが。
なんか色々話して、最後に「〜というわけで欠航になりました」だと。
一瞬脱力して、どうしていいかわからなかった。
しかし、次の瞬間いち早くカウンターに向かった。
せめて次の便に変更してもらうため。
どうしても今日中に帰らないといけない。
カウンターはすでに行列ができていて、並んでいる人にも職員さんが説明していた。
「天気は1日変わりそうないので、この後の便を待っても乗れない可能性が高いです。新幹線などに変更していただいたほうが確実です。」と。
待って。新幹線にしたら到着が夜になってしまう。
飛行機だったら1時間で着くのに!
新幹線なんて絶対いや〜〜〜。
私は一か八か次の便を待つ!
しかし、周りの人は変更じゃなくて払い戻しをしてもらう人が多かった。
出張っぽい人が多かったので、確実な方法を選んだのだろう。
中には「隣の県の空港に移動してそこからの乗るのはどうですか?」と聞いてる人もいた。
さらに不憫だったのは、旅慣れてない感じの老夫婦。
「羽田から成田に乗り継いでポーランドに行く予定だったのですが、どうしたらいいでしょう。」と職員の人に聞いていて、心から気の毒だった。
ポーランドの子供さんでもたずねるのだろうか。
これだから旅行は直行便に限る。
とはいえ、地方空港から直行便は無理なのだ・・・。
次の便を待つ
結局、2時間後の次の便に変更してもらって搭乗ゲートに戻った。
広いゲートの待合室に、3人しかいない・・・。
次の便を待つ人はほとんどいなかったのだ。
「あれ?とんでもない判断しちゃったかな?」と心底不安になった。
ひまだったのでhuluでドラマを観る。
空港はwifiが無料でありがたい。
ANAは次の便も朝の時点でいちはやく欠航を決めていた。
ANAだったら希望がなかったので、JALでよかった。
結局2時間以上待って、もとから次の便に乗る予定の人でゲートが混雑した。
ドキドキしながらアナウンスを待っていると、飛ぶとのこと!!
心底助かった。
本当にラッキーだった。
初めて欠航を経験して、飛行機って意外と飛ばないリスクがあることに気づいた。
飛行機って思ったより天候の影響を受けやすいのだな〜。
台風なら分かるけど、濃霧や強風でも欠航するから。
普通に運行するってことは有難いことだ。

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