英語では否定形を前の方に持ってくる方が多い。
日本語とは逆だ。
例えば「それは正しくないと思う」という時
I think it's not right.
と日本人的には言いたくなるが
I don't think it's right.
のほうが自然なのである。
not がrightではなくてthinkにかかっっている。
否定するときはできるだけ早く否定して、話の流れをわかりやすくするためだと想像する。
さすが合理的な英語。
そうか〜、「そうは思わない」と言う時は
I don't think so.
なんだ!
と、私は心に刻んでいた。
ある日、外国人の上司が会社の社内手続きについて勘違いしていたので
I don't think so.
(そうは思いません)
と会話の中で2回ぐらい言ったところ、なぜか上司は苦笑いしてた。
今考えたら、notを先に持ってくるのは合っていたけどちょっと直接すぎて失礼だったみたい。
今だったらもうちょっと遠回しにこんな感じで言うかな。
I'm afraid it might be a bit different.
(もしかしたら、ちょっと違うかもしれません)
否定形は使っていない。
しかもかなり遠回し。
まとめ
否定形は使うなら最初の方に使うこと。
だからといって、上司など目上の人には直接的すぎてしまうので、反論するときは遠回し表現のほうがいい。
日々失敗ですな〜。