同じ歯医者に17年通っている。
恐ろしい時の経つのの早さである!
その17年の間に歯科技術も進歩して、治療法が移り変わっているのが興味深い。
担当の歯科衛生士さんに、数年前から定期クリーニングのたびにホワイトニングをお勧めされるようになった。
私はホワイントニングに胡散臭いイメージがあって、毎回適当に聞き流していた。
「私、芸能人じゃないですから真っ白ではなく普通の色でいいんです」と。
それでも毎回勧めてくる。
真面目で誠実な人柄の衛生士さんなので、必死に営業をしているわけではなさそう。
では、なぜそれほど熱心なのだ?
ある時、いつもマスクで口元が見えない衛生士さんの歯を見せてもらう機会があった。
無茶苦茶キレイ!!
歯並びもキレイだし、白くてすごく透明感がある。
かといって、人工的な不自然さはない。
もう何年も担当してもらっているのに、その美しさにマスクをしているので気づかなかったのだ。
彼女は職業柄キレイな歯マニアで、毎日30分は歯を磨いているし、もちろん定期的にホワイトニングもしているそうだ。
あまりの美しさに、つい私もホワイントニングを申し込んでしまった。
オフィスホワイトニングというもので、その歯医者では1回18000円。
所要時間90分だ。
やることは、すごく簡単に言うと
歯茎を保護する薬を塗って、歯に青い光を当てて10分待つ。
それを3セットだ。
その結果・・・
ドキドキ
1回でかなり白くなった!
歯の色のスケールで9から2ぐらいになったので、衛生士さんも驚いた。
通常は、初めての時は2回ぐらい連続でやったほうが効果が出るそうなのだが、私の場合1回で結構効いてしまったのでどっちでもいいと言われた。
しかし、調子にのって2回目もその場で申し込んでしまった(笑)
やっぱり鏡を見て歯が白いと嬉しいものだ。
口元が明るくなるのだ。
今までよく黄ばんだままにしていたものだと、呆れたりもした。
回数的には、2回終わった後は、1年に1度ぐらい受ければキープできるそうだ。
今後も定期的に受けるつもり。
オフィスホワイトニングとは別に、家で自分でできるホームホワイトニングというのもある。
コスト面ではいいが、面倒なのと時間がかかるので自分には無理。
歯医者でいっきにやってもらうオフィスホワイトニングのほうがいい。
ホワイトニングが終わって、痛み止めの薬をもらって帰った。
歯が脱水症状から回復しようとするときに、歯が痛くなるときがあるのだそう。
安全性には問題ない。
私は夜にちょっと痛くなったので薬を飲んだら治った。
ちょっと面倒なのは、翌日まで色がついたものが食べられないこと。
カレー、コーヒー、赤ワイン、チョコなどはもちろんダメ。
しょうゆベースのものもダメ。
白いものならオッケー。
でも白いものってなかなかない。
豆腐にもしょうゆをかけたくなるし、ダシ系がダメなのはつらい。
なんとかおかゆ、透明なスープなどをすすりながらその期間をしのいだ。
ホワイトニング受けて困ったことは、周りの人の歯の色がやたら気になるようになった。
黄ばんでいるとホワイントニングを勧めたくなって仕方ない。
余計なお世話なので、その気持ちをグッとこらえるのが大変だ。
衛生士さんの気持ちがよくわかった(笑)