「50歳、おしゃれ元年。」by地曳いく子
という本が面白かったので紹介する。
50代の女性のオシャレについて書かれた本。
50代じゃなくても参考になるところが満載だ。
オシャレ素人さんにもっとも役に立つアドバイスはここである。
強引に昨日とは違うコーディネイトにしようとするから、必ず「イタい」組み合わせができてしまう。それが「罠」なんです。
1週間のうちに同じスタイリングが2、3回あろうが、友人と会う時、前に会った時とまた同じ服で会おうが、その格好があなたに似合っていて、あなたを素敵に見せるのならまったくOK!
同じ服を着ていることがかっこ悪いとか、恥ずかしいというのは古い思い込みにすぎないんです。
まとめると、
最初からステキに見えるコーディネートを考えておく。
着まわしはやめて、そのコーディネートのヘビーローテーションにする。
ということ。
いさぎよし!!
以前、オシャレな友人が、素人の私にてっとり早いアドバイスをくれた。
「服屋でマネキンが来ている服を、コーディネートごと買ってそのまま着ればいいよ」
今考えると、本の内容とほぼ同じだ。
元からステキにコーディネートされているものを買って、そのまま着るのだ。
しかし、別の友人はこのアドバイスを聞いて「イヤだ〜」と言った。
個性がない、安易すぎる、自分流に着まわししてこそのオシャレだ。
なるほど、それも分かる。
しかし、センスがない人にとって「個性を出す、自分流アレンジ、着まわし」は、運転免許を取った人がいきなりF1レースの車に乗るようなものなのだ。危険すぎる。
それよりも、いつも「普通に感じがいい」「イタくない」コーディネートでいることが先決ではないか。
おしゃれが大好きで、コーディネートをたくさん考えるのが苦痛じゃない人は素晴らしい。
そうじゃない人は、いつもの「そこそこステキに見えるコーディネート」でいいじゃないか。