プロジェクトの締め切りなどで、深夜まで残業するとちょっとおかしくならないだろうか。
残業ハイというやつだ。
日本企業で働く友人は残業ハイで、コンビニの袋を膨らませてボールにしてバレーボールが始まったと言っていた。
すごい追い詰められた状況で怖い。
これは日本人特有のものなのか。
ついに先日、外資系であるうちの会社でも残業ハイを体験した。
メンバーの半分が外国人という状態。
何が起こったかと言うと・・・
まず、数日まともに寝てないメンバーがここでは書けない英語スラングを使って「眠い」を連発。
ストレスのため普通の会話でも、あらゆるここでは書けない英語スラングを織り交ぜてくる。
1日中聞いていると、自分もつられて言いそうになって焦る。
そして、夜も更けてくるとスマホのテレビ電話で家族と会話が始まる。
ついでに私も、かわいい子供さんに挨拶させてもらった。
そうだよね、家族を大事にするのだ。
電話を切るときはこの表現。
" See you later, alligator!"
(じゃあね)子供向け。
ある英語本ではバイバイキーン!と訳されていてウケた。
「これ本当に言うんだ!」と感心。
さらに深夜になると、youtubeで変な音楽をかけ始める人が現れる。
それ、どこの国の荘厳な教会ミュージック?
「眠くなるからやめてくれ〜」の声に応えて(?)、音楽だけではなくスクリーンに映像付きで映し出す。
ゴスペルを歌っている様が深夜の会議室に映し出されるのはシュール。
そこから、オモシロ動画紹介に変わっていく。
内心「そんなの見ないで、さっさと終わらせて帰ろうよ〜」とみんな若干思うが、ノリがおかしくなっているので止められない雰囲気。
海外のオモシロ動画はもちろん英語。
「これ面白いから見て!」と自身満々に勧められたが、聞き取れずに笑えなかったらどうしようというプレッシャーを感じる。
耳を研ぎ澄まして集中して見たので、なんとか面白いところが分かって笑えた。
この緊張感のおかげで目が覚めた。
深夜残業のおやつはグミ!
なんかグミって外国人好きだよね〜。
ということで、残業ハイは外資系にもあることが分かった。
人間だもの。
でもやっぱり早く帰りたい。