インド人英語に悩まされている人は多いのではないか。
独特のイントネーションにより、英語にすら聞こえない。
それなのに、やたら早口。
今日も電話会議で、早口のインド人に
「もうちょっとゆっくり話してくれませんか」
とスペイン人がお願いするシーンがあった。
「お〜、やっぱり外国人にとってもインド人の英語は聞き取りにくいんだ」
と何だかホッとした。
しかし、部署のイギリス人がイヤホンで英語のプレゼンを聞いていた時のこと。
"This presentation is killing me."
(このプレゼン嫌になっちゃうよ)
と言って、うんざり顏でイヤホンを差し出してきた。
何かと思って聴いてみると、ハッキリした発音で比較的ゆっくりのすごく聞き取りやすい英語が聞こえてきた。
え、これのどこが嫌なの?
と不思議に思っていると
「アジアンイントネーションでゆっくりだから寝そうになる」
だって。
彼はぼかしてアジアンイントネーションと言ったが、話してるのは日本人だった。
なんと彼的には、インド人の英語のほうがアジア(日本人)の英語よりマシなのだそう。
その理由は、アジアンイントネーションは抑揚がなくて平坦だから、聞きにくいし眠くなるから。
インド人の英語は抑揚は確かにある。
抑揚の位置がおかしいので英語に聞こえないけれど・・・。
衝撃的だった。
インド人の英語のほうがマシだったなんて!
抑揚は位置がおかしくても、ないよりあるほうがいいのだよ!
全力で抑揚をつけようと心に刻んだ。